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工芸産地

知花花織

概要・歴史

知花花織は、現在の沖縄市である旧美里村の集落で織られていた紋織物の一種です。旧暦8月15日に行われる女性の祭りウスデーク(臼太鼓)や、旧暦8月14日に行われる男の祭りウマハラシー(馬乗り競争)での晴れ着として作られていました。素材は主に木綿ですが、芭蕉や絹、羊毛なども使用し、藍染の紺地に赤や白などの紋糸で立体的に紋様が浮き出されています。多くの花織は緯浮花織であるのに対し、知花花織は経方向に紋糸が浮いて模様をだす経浮花織です。また、他の織物とは違い貢納布としてではなく自家用として織られていたため、自由なデザインであることも特徴だといえます。
正確な起源は不明ですが、19世紀後半には技術・技法が確立され定着していたと考えられています。「知花花織」は、平成22年3月12日に県指定伝統工芸製品、平成24年7月25日には国指定伝統的工芸品として認定されています。

基本情報

原材料綿糸、絹糸、琉球藍、ヤマモモ、サルトリイバラ、ビワ
主な製造地沖縄市
主な製品着尺・帯地・テーブルセンターなど
組合名・設立年月日知花花織事業協同組合・平成20年9月1日
国指定伝統的工芸品指定年月日平成24年7月25日
県指定伝統工芸製品指定年月日平成22年3月12日
出典工芸産業振興施策の概要
知花花織事業協同組合ウェブサイト

主な製造地

沖縄市

知花花織が数多く作られていた頃と同様に、現在もすべて沖縄市で生産されています。平成12年には沖縄市に「知花花織復元作業所」を設置し、知花花織の研究や復興、後継者育成をすすめてきました。平成20年には「知花花織事業協同組合」が設立され、産業としての振興や発展に積極的に取り組んでいます。沖縄市を中心に地元工芸品としての認知や活用の拡大を図っています。

沖縄工芸振興センター

文化産業として受け継がれてきた工芸の振興を図る
ことを目的とした沖縄県の技術支援機関です

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