沖縄県工芸振興センターは工芸産業を支援する沖縄県の技術支援機関です
『沖縄県工芸振興センター』は、本県の文化産業として受け継がれてきた工芸産業の振興を図ることを目的とした支援機関です 。工芸技術に関する人材育成をはじめ、伝統資源の活用促進に関する調査・研究などの支援をおこなっています。当センターでは、織物や紅型、漆芸、木工芸などの技術習得を希望する方を対象とした『技術研修事業』を実施しています。
場所 | 豊見城市字豊見城1114番地1
おきなわ工芸の杜内 3階 |
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開館時間 | 8:00~17:15 *土・日・祝日休み
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主要業務 | 人材育成、技術支援、試験開発、販売促進支援 |
駐車場 | 駐車数 約70台
(周辺)豊見城市公園約200台(うち大型12台) |
お問い合わせ | TEL: 098-987-0380 (受付時間: 平日8:30〜17:15 年末年始除く)
FAX: 098-987-0381 |
『沖縄県工芸振興センター』では、下記の事業をおこなっています。
沖縄の工芸産業を担う高度な技術を持った中核人材の養成を図る研修の実施。
織物、紅型、漆芸、木工芸の専門技術講師による技術者養成研修
「主体的、対話式による深い学び」をキーワードとし、学校教育現場で広く導入されている「アクティブラーニング」の手法を導入した人材の育成
業界の技術力および商品開発力等の向上を図る支援活動の実施
情報提供を充実させるとともに、関係研究機関等との連携を図る。
当センターでは、次世代の工芸産業を担う技術者を育成する 7つの技術研修を紹介しています。
工芸従事者を対象に、企画力やデザイン力の向上を図ります。
①製品開発に関するアイディア出しや企画立案
②工芸品デザイン、ディスプレイやWEBなどによる情報発信法などを習得
期間は9ヶ月間のうち約25回(月1~2回)です。
本県独自の伝統工芸品分野の担い手を育成します。「織物」「紅型」「漆芸」「木工芸」の4コースがあり、制作技術をはじめとしたノウハウ全般を習得することができます。
期間はそれぞれ1年間です。
伝統工芸資源を活かす技術者を育成します。沖縄の伝統染織物を活かした縫製技術を習得する「工芸縫製」、銀や銅、真鍮など金属素材の加工技術を習得する「金細工」の2コースがあります。
期間はそれぞれ約6か月間です。
沖縄県の織物や紅型、漆芸、木工芸等の工芸事業者を支援する業務をおこなっています。
工芸に関する基本的な事柄をはじめ、より専門的な情報と知識に基づき以下の内容を実施しています。
1
沖縄県の工芸品に関すること、特に伝統染織品や木漆製品に関する技術的な事柄に対応しています。当センターよりも適した対応先がある場合は、これらの情報提供やマッチングをおこないます。
2
新しい工芸製品の開発、また工芸をいかしたその他の取り組みを支援します。技術講習会の開催や個別の技術指導のほか、展示会開催による情報発信等をおこなっています。
3
染織製品の耐摩擦性、耐光性などの性能評価試験を依頼によりおこないます。また主に当センターの技術研修を修了した方を対象とした、施設利用などの支援をおこなっています。